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* ハイグレは戦いと共に

日時: 2010/12/18(土) 00:57:50 メンテ
名前: DY

本家のSSの続きです
 
Page: [1]
* Re: ハイグレは戦いと共に ( No.1 )
日時: 2010/12/18(土) 00:58:09 メンテ
名前: DY




「もう少しで新宿よ。」
バイクを走らせながら愛紗美さんが言ってきた。
「でも、かなり時間かかりましたね。」
「ごめんね、急いだつもりなんだけど。」
愛紗美さんの運転はかなり速いだろう。
でも、今はそれさえ遅く感じてしまう。
「美奈さん、来ましたよ。」
「B?何が来たの?」
その瞬間、愛紗美さんが急ブレーキをかけた。

『俺様をいつまで待たせんだ?あぁ?』

このおっさん声・・・・
「Tバック男爵・・・。」
私と愛紗美さんの少し先の上空にTバック男爵は待ち構えていた。
壊したはずの乗り物に乗っている。
いや、あの時より凄い武装してある。

『魔王様の宇宙船には行かせんぞ。』

「美奈ちゃん、どうするの?」
「B、決まってるよね?」
「はい、急いで終わらせましょう。」
私はバイクから降りる。
「愛紗美さんは隠れていてください。」
「でも、美奈ちゃん一人には・・・。」
「私にはBがいますから。」
私は右手の親指を立てて笑った。

『まさか一人で戦うつもりか?随分となめた真似を・・・。』

「アクション!」

『俺様を無視すんじゃねぇ。おとなしくアクションストーンを・・・。』

「解放!!」
私は地面に手をつけてTバック男爵の下の地面から水柱を立てる。
だけど、Tバック男爵は上昇し、水柱をかわした。

『もう怒った!木っ端みじんにしてやる!』

Tバック男爵の頭に砲台が装着された。
「美奈さん、ミサイルが来ます。」
「わかってるよ。」
こいつのミサイルは誘導すれば平気だからね。

『ミサイル・・・発射!!』

私に向かってミサイルが放たれた。
「美奈さん。」
大丈夫・・・・もう少し引き寄せて。

『もう一発!!』

・・・は?
「美奈さん!二発目が来ます!」
「聞いてないんだけど!?」
「前!前から来てます!!」
「いぃ!?ヤバい!!」
私は後ろを振り返って走りだした。
「B!どうなってんのよ、ミサイル二発ってしゃれにならないって。」
「もし、大城様が修理したとすれば・・・・。」
Bが何かブツブツ言ってるんだけど。
「ちょっと、B?」
「Tバック男爵のロックオンが早すぎるのも考えて・・・。」
「B!話聞きなさいよ!!」
「美奈さん、私をTバック男爵めがけて投げてください。」
いきなりの提言に一瞬言葉が詰まった。
「B、何言ってるの?そんなことしたら私もBもやられるわよ?」
「あのミサイル、二発目の発射が早すぎます。だとすると、私を追尾するように作られてると考えるのが妥当です。」
いくらなんでもそれは賭けとして危険過ぎると思う。
「違ったら?」
強めに聞いてみる。
「違いません。」
Bがここまで断定できるような言い方をしてきたのは初めてだった。
「時間がありません、もしできないならここから立ち去りましょう。上手くいけば逃げ切れるかもしれません。確率は低いでしょうが。」
Bが異常なほど厳しい。
それしか可能性がないと言いたげな・・・・。
「・・・そこまで言われたら信じるしかないじゃない。B、準備いい?」
「はい!!」
私は止まってTバック男爵の方を向く。
この距離なら届く。
「解除!!」
私は制服姿に戻る。

『もう逃げるのは止めたのか?』

「食らいなぁ・・・・・さい!!」
私は思い切りBをTバック男爵に投げた。
BはTバック男爵の手元に落ちた。

『また無視か・・・っと、アクションストーンじゃねぇか。』

「あれ・・・?ミサイル、一発はこっちに飛んでくるよ?」
私に飛んでくるミサイル、二発目はTバック男爵に飛んで行った。
でも、一発目は進路が変わらず飛んでくる。

『くたばれ小娘!!ん?二発目が俺様に飛んで・・・ノオ!!』

激しい爆発音、Tバック男爵は倒した・・・でも、一発目が私に向かってくる。
その数秒後、爆発音が街に響いた。



* Re: ハイグレは戦いと共に ( No.2 )
日時: 2010/12/18(土) 01:00:38 メンテ
名前: DY


「G・・・凄く静かだね。」
「えぇ、無気味なほどにね。」
私は宇宙船の中を進む。
ピンク色の床を歩くたびにカツカツと足音がする。
「明、同じところを歩いてる気がしない?」
「するけど・・・智美さんはいないし、透明な壁まで着いてないし。」
『タタタタ・・・』
「ん・・・?」
「明?どうしたの?」
振り返った私を心配そうにGが聞いてくる。
「今、後ろを誰か走って行ったような・・・?」
「え?今まで誰か隠れれるような場所あった?」
「なかったよね・・・・。」
「少し神経使い過ぎじゃない?もうちょっと気楽に行きましょうよ。レッドもいるんだし。」
「うん・・・。」
私はまた歩き出す。
『Gに選ばれた子ね・・・』
「!!」
「ちょっと、明ちゃーん?どうしちゃったの?」
また振り返った私にGが話しかけてきた。
「誰かに呼ばれたような気がして・・・・。」
「誰もいないし、聞こえなかったけどなぁ。」
『聞こえてるんじゃないの?』
「「!!」」
いつの間にか私の後ろに人がいた。
振り返るとそこには・・・・。
「大城さん・・・?」
「G、緑の子。元気にしてたかしら?」
そこには大城さんがいた。
変わらず紫のハイレグ姿のままだった。
「あらら、大城さん、そんないやらしい格好にされちゃって。私は白衣姿のクールな方がいいと思うんだけどな。」
Gは余裕たっぷりな話し方をする。
正直、凄いと思う。
「G、やっぱりあなたは失敗作だわ。美的感覚がおかしいもの。さてと、無駄話はお終い。緑の子、いらっしゃい。魔王様のもとへ案内してあげるわ。」
大城さんはそう言うと振り向きもせず歩きだす。
「ふーん、大城さんにしてはやり方が単純ね。そんな罠にかかるとでも?」
Gが言った途端、大城さんは動きを止めた。
「罠・・・ね、そう思うなら来なくていいわよ。辿り着く時間の誤差程度で済むから。」
大城さんは鼻で笑うと歩き去って行った。
「明、追いかけるわよ。」
「え?罠なんじゃ・・・。」
「違うに決まってるでしょ。わかってて言ったんだから。」
「じゃあ・・・。」
「相手とは距離をとる。これ基本よ、覚えておきなさい。」
「まったく、Gったら・・・。」
私は大城さんが向かって行った方へ歩き出した。

「明、この先ね。」
「うん、でも、この扉。」
「凄い妖気と言うか何と言うか・・・私でも不安になってくるわ。」
私の前にあるこの扉。
開くのさえ怖いのだからこの先にいるのは元凶に違いない。
「明!」
「G、何?」
「怖くない、怖くない!」
「えっと・・・・何?」
「もう平気よ。私がおまじないをかけてあげたから。」
「あ、あはは・・・・ありがとう。元気出たよ。」
後戻りはできない。
Gがいるんだから大丈夫・・・。
私は扉を開いた。

『あら、やっと来たのね・・・。』

ハイグレ魔王は玉座に座っていた。
その周辺には大城さん含め三人のハイグレ人間がいる。
でも、今はそんなことより部屋の中央で倒れている赤いハイレグ姿の・・・
「智美さん!?」
私は智美さんに駆け寄った。
体中ボロボロにされている。
「しっかりしてください、智美さん!」
「明・・・?」
智美さんはゆっくりと目を開いた。
凄く優しそうな目をしている・・・こんな智美さん、見たことがない。
「明、心配してくれるんだ・・・ありがとう。」
声もいつもの厳しさがない・・・・。
「当たり前です!・・・でも、どうしたんですか、その姿。そのケガも。」
私の質問に智美さんは不思議そうな顔をする。
「ハイグレ人間がハイレグを着るのは当然でしょ?それに、あたしはハイグレ魔王様に逆らったからおしおきしていただいてたの。」
「・・・・・・。」
さ、智美さんは何言ってるのかな・・・。
聞き間違いだよね?
「ほら、明も服脱いでハイグレするわよ。魔王様の前でスパイの格好なんてダメじゃない。」
「明!下がって!!」
Gが突然注意を促してきた。
「ん?アクションストーン?・・・・そっか、そうなんだ。」
智美さんがよろよろしながら立ちあがる。
「さ、智美さん・・・?」
「・・・・・・・・・・・・。」
智美さんの目つきが変わった。
この目に圧し殺されそう・・・・・・。

『はいはい、そこまでよ。』

手をパンパンと叩くのは・・・ハイグレ魔王。
「「「ハイグレッ!ハイグレッ!」」」
途端にハイグレ人間にされた人達はハイグレ魔王にコマネチをする。
「ハイグレッ!ハイグレッ!」
智美さんも例外なく笑顔でコマネチをしている。

『そこのアクショングリーン?あなた、あたしに用があるのかしら?』

「あります!みんなを元に戻してください!」
私がそう言うとハイグレ魔王は深いため息をついた。

『元に戻せ・・・くだらないわねぇ。』

「くだらない・・・?何を・・・。」

『智美を見なさい。こんな幸せそうな子からハイグレを奪うの?』

「それはあなたのせいで!」

『じゃあ、あたしが元に戻さないって言ったら?』

「力づくで・・・・。」

『そう・・・・なら、智美、相手してあげなさい。』

「ハイグレッ!!」
「!!」
智美さんは私の方に振り返る。
「そんなの卑怯よ、ハイグレ魔王!!」

『あら、智美はもうハイグレの虜。戦う理由になると思うけど?』

「あんたって奴は・・・・。」
ハイグレ魔王はGの反論を軽く流す。
「ハイグレッ!ハイグレッ!明、あなたもすぐにハイグレに変えてあげる。」
「智美さん・・・絶対に助けます。だから、今は痛いのも我慢してください!!」
「明?戦うの?」
Gが戸惑っている。
「智美さんも同じ立場なら、そうしてくれたはずです。だから!」
「明・・・了解!いつでもいいよ。」
「いきます、智美さん!風よ!」
私は両手を重ね、智美さんの方に向けた。
* Re: ハイグレは戦いと共に ( No.3 )
日時: 2010/12/18(土) 01:01:05 メンテ
名前: DY


それと同時に木枯らしが起きる。
「明の技なら、もう見慣れてるわ。」
「そんな!?」
智美さんは咄嗟に右に避けて、木枯らしかわす。
「動きが・・・早い。」
「明、落ち着いて。よく狙うの。」
落ち着く・・・冷静に。
相手の隙を探す・・・。
「来ないなら、いくわよ?」
「わわっ!!」
智美さんが回し蹴りをかけてくる。
屈んでかわすけど、間一髪だった。
「まだ終わりじゃないわ。」
「うっ!!」
次のローキックは当たってしまった。
足場を狙われ、体勢を崩してしまう。
「G、どうしたらいい?」
「反撃よ、反撃しかないわ。」
「そう言われても・・・・。」
「あなたはアクショングリーンよ。気持ちで負けちゃダメ。」
「そろそろハイレグ姿にしてあげるわ!」
なんとかしないと・・・でも、どうすれば。
ん?そういえば、智美さんは遠距離ができないはず。
もし、そうなら・・・・。
「明、覚悟しなさい。」
「・・・・風よ!」
智美さんが技をかけてくる直前に使えばかわせないはず。
「くっ・・・。」
智美さんは木枯らしで吹っ飛ばされたけど、すぐに体勢を立て直してきた。
でも、もう一発当てれば・・・。
私はもう一回両手を重ねる。
「明の技であんなにすぐ体勢を立て直せるなんて・・・そんなことは・・・・。」
「・・・風よ!」
もう一度木枯らしを起こす。
これなら智美さんでも・・・。
「・・・着火。」
・・・・え?
「明の技にあたしの火をつければ・・・熱風になる!」
「明!かわして!」
Gが促した時には遅かった・・・。
「きゃぁぁぁぁあ!!」
私は熱風に襲われその後、床にたたきつけられた。
体中が熱い・・・智美さんの火があんなに強くなったら相当・・・・。
「あたしの勝ちだね。」
智美さんが倒れている私を覗き込んでいる。
「どうして、変身してないのに力が使えたの?」
「この首輪のおかげよ。」
首輪?・・・Satomiって書かれてる、それのことかな?
「智美、そこまででいいわ。」
「・・・?」
大城さんが智美さんを呼びとめると、二人のハイグレ人間と近づいてくる。
「お疲れ様、智美。この子は私達が調教するから・・・あんたは下がってなさい!!」
「うっ!!」
「さ、智美さん・・・。」
大城さんが智美さんを蹴り飛ばした・・・何で?
そんな私を見て大城さんが笑ってくる。
「不思議そうな顔してるわね。でもね、これは当然なの。智美はハイグレ奴隷、私より下の身分。あの首輪が何よりの証拠よ。」
首輪は確かにつけてるけど。
「だからって・・・・。」
「明、大城様に逆らわないで。」
「智美さん?」
倒れている智美さんは立ち上がる。
でも、智美さんの目・・・うっとりしてる。
「あ、ありがとうございます、大城様。こんなあたしにおしおきしてくださって。」
「いいのよ、あなたは私達の奴隷なんだから。後でもっと遊んであげる、そこでハイグレしてなさい。」
「仰せのままに・・・ハイグレッ!ハイグレッ!ハイグレッ!」
智美さんは嬉しそうにコマネチを始める。
「智美さん・・・どうして。」
「次はあなたの番。魔王様があなたの首輪も用意してくださったの。」
そう言うと、大城さんは首輪を取り出す。
「ひっ・・・。」
その首輪には智美さんについてる首輪同様、私の名前が書かれている。
「はぁ、こんな名誉、本当にありがたいわ。私が可愛い奴隷を一人生み出せるなんて。」
大城さんは私に首輪を捲こうとしてくる。
「明、動けない?」
「・・・・・動かなくちゃ。」
私は上半身を起して、少し下がる。
「往生際が悪いわね。二人、お願い。」
二人のハイグレ人間が私を無理やり立たせる。
一人が後ろに回って私をはがいじめにしてきた。
「もう逃げられないわね。」
「や、止めて!!」
抵抗も虚しく私は首輪を捲かれた。
「う・・・苦しい。」

『とどめはあたしがしてあげる。』

ハイグレ魔王が立ち上がって私に指先を向けてくる。
「明!!」
「G・・・・ごめん。」

『終わりよ。』

「うぅ・・・・・。」
私は一瞬で黄緑のハイレグ姿にされてしまった。
「い、嫌・・・こんなの。」
頭がおかしくなりそう・・・・。
いつの間にか、私はコマネチの体勢になってる。
「は・・・はい・・・・・。」
こんな奴に負けるなんて。
「はいぐれ・・・・。」
こんな奴の奴隷になるなんて。
「ハイグレ・・・ハイグレ・・・。」
私、勝てなかったんだ・・・。
「ハイグレ、ハイグレ。」
そもそも何で戦ったんだろう。
魔王様に侵略されたって美奈ちゃんは私を受け入れてくれるはず。
あれ?何でかな。
「ハイグレッ!ハイグレッ!ハイグレッ!」

『もう・・・ハイグレの虜ね。』

ハイグレ魔王様に逆らうなんて間違ってた。
ハイグレってこんなに素晴らしいものだったんだ・・・。
「ハイグレッ!ハイグレッ!私、間違ってました。ハイグレ魔王様に逆らうなんて愚かでした。これからは心を入れ替えます。こんな私でも許してくれますか?」

『えぇ、あなたも今この瞬間からハイグレ奴隷よ。』

「ありがとうございます!ハイグレッ!ハイグレッ!」

『それじゃ、アクションストーンをくれるかしら?』

「勿論です。解除!」

私は元の髪型に戻る。
そして、Gをハイグレ魔王様に渡した。
「明・・・こんな、こんな形でお別れなんてね。」
「ハイグレッ!ハイグレッ!さようなら、G。私はこれから魔王様の奴隷として頑張るから。さようなら。」
私の目の前でGは砕かれた。

『これで・・・残るは一人。』

魔王様は玉座へと戻った。
「さて、智美、明。可愛がって・・・あげるわよ。」
私は蹴り飛ばされた。
「魔王様に逆らったのは罪よ?だから、これは当然の報い。」
「あ、ありがとうございます。は、ハイグレッ!ハイグレッ!」
私と智美さんは大城様達に教育していただいた。
もうすぐ・・・美奈ちゃんも魔王様の奴隷にしてあげるからね。


* Re: ハイグレは戦いと共に ( No.4 )
日時: 2010/12/18(土) 22:27:14 メンテ
名前: DY



私は爆発に巻き込まれ・・・死んだ?
おかしいな・・・何も感じない。
目を開けると、前には焼けた道路とその近くに倒れている愛紗美さんがいる。
そうだ・・・あの時、愛紗美さんはバイクをミサイルに突っ込ませて、自分は飛び降りたんだっけ。
って、そんな場合じゃない。
「愛紗美さん!しっかりしてください!」
私が駆け寄ると、愛紗美さんはゆっくりと起きる。
「あ・・・美奈ちゃん。無事でよかった。」
「私のためにこんな無茶を。」
「私は平気よ。それより、あなたの小さなパートナーさんは?」
「あ!B!!」
私はTバック男爵の乗り物が墜落した所に向かった。
機械の破片とかばかり・・・。
「B!いないの!?」
まさか・・・この爆発で・・・・。
「美奈さん、ここです。」
「B・・・?」
私の足もとにBはいた。
「美奈さん・・・申し訳ありません。私がもっとしっかりしてれば・・・・。」
「・・・・B、よかった。」
「美奈さん・・・・・私があなたに触れることができれば、その涙も。」
「な、何か言った?」
「紗美様の方に行きましょう。心配です。」
「あ、うん、そうだね。」

「怪我はないのね。美奈ちゃん。」
「私は平気です。でも、愛紗美さんは・・・。」
「このぐらいどうってことないわ。ほら、行くんでしょ?みんなのところに。」
愛紗美さんに背中を押されるけど・・・。
「B、どうやって行くの?」
敵の本拠地は上空。
「任せてください。先ほどTバック男爵の使っていた乗り物の部品。あれに私をはめ込めるパーツがあったと思うので、それで・・・。」
「とにかく、Bをはめるのね。」
「まぁ、そうなります。」
「じゃあ、愛紗美さん・・・行ってきます。」
「えぇ、頑張ってね。私には応援しかできないけど。」
「私は愛紗美さんに助けられました。今度はこっちの番です。」
「えぇ・・・信じてるわ。」
「はい!!」
私はその場を後にした。
「美奈ちゃんが・・・行くまで・・・・・体が耐えてくれて・・・・・よか・・・・。」


* Re: ハイグレは戦いと共に ( No.5 )
日時: 2010/12/18(土) 22:28:49 メンテ
名前: DY



「び、B・・・さっきのパーツ。スノーボードみたいだったよね・・・よくここまで来れたよね・・・・。」
「私の力を使ったんで落ちるなんてことはありえないんですよ、理論上。」
「その理論・・・あてになるんだよね?」
「あてになったからここまで来れました。」
「あ・・・あ、あ、そうだよね。」
「それでは、乗りこみましょうか。」
「・・・・うん。」
ここまで来たのか・・・。
あいつにたっぷり礼をしてあげないとね。
「美奈!!」
「美奈ちゃん!!」
この声・・・もしかして。
「明!智美さん!」
私を明と智美さんが笑顔で迎えてくれた。
「もう、いつまで待たせるのよ。」
「あはは・・・って、変身してないと、ここ本拠地で危険だよ?」
「それより、急いで。ハイグレ魔王さ・・・奴が何かしようとしてるみたいで。」
「こっちだよ、美奈ちゃん。」
明と智美さんが走りだそうとする。
「ちょっと待って二人とも。」
「何?急がないと・・・。」
二人が振り返った。
「えっと・・・ごめんなさい!」
「美奈ちゃん、どうしたの?」
「私、甘かったの。二人が頑張ってるのに・・・なのに私。」
そんな私を見て二人はクスクスと笑う。
「気にしてませんよ。」
「そうそう、あたし達、仲間じゃないの。」
「明・・・智美さん・・・・。」
私・・・この二人となら怖くない。
「行こう、B。」
「・・・・・・・。」
「B?」
「あ、すいません。行きましょう。」
「?」
「ほら、行くよ、美奈。」
「あ、はい!」



「この扉の先。」
二人に案内されたのはいかにも出そうな扉だ。
「美奈ちゃん、気を引き締めて行こう。」
「あ、うん。」
私は背筋を伸ばす。
なんか緊張してきた・・・。
「うふ・・・・。」
「それじゃあ・・・行くわよ。」
私は扉を思い切り開いた。
玉座に座ってるのは・・・・。
「ハイグレ魔王!!」
そう・・・敵の大将ね。

『ようこそ・・・・あたしの間へ。それと、道案内お疲れ様、明、智美』

『ギィィィィイ』
「!!」
私が入ってきた扉が閉められた。
私の後ろにいるのは明と智美さん。
どうしてかな・・・?振り返れない。

『あら?どうしたのかしら?折角お友達に迎えに行かせてあげたのに』

後ろから何か床に落ちる音・・・。
いや・・・服を脱いでる・・・?
わからない・・・でも、後ろを向けない。間違いであってほしい。
「美奈さん・・・構えて。」
「B・・・何・・・・何なの・・・・。」
「落ち着いて・・・・。」
「落ち着けない・・・・何がどうなって・・・・。」
「美奈・・・・こっち、向いてよ。」
「美奈ちゃん・・・私の本当の姿を見て。」
二人の優しい声が聞こえてくる。
嫌・・・ここで振り返ったら、色々なものを失う気がする。
「美奈さん。」
「嫌・・・何も・・・・何も聞きたくない。」
「美奈さん!」
「止めて・・・もう、止めて・・・・・・・。」

『さぁ、智美、その子を・・・。』

「美奈・・・もうすぐだから。」
「放して!智美さん!」
私は智美さんにはがいじめにされた。
もう、わかってしまう。
この感じ・・・智美さんが着てるのは・・・・。
「美奈さん・・・話を聞いてください。」
「・・・・・・。」
「どうして聞いてくれないんですか。」

『さぁ・・・素敵な姿にしてあげるわ。』

私はここでやられる・・・・。
「・・・・・。」

ハイグレ魔王が私に近づいてくる。
「美奈さん!!」
「!!」

『さぁ、ハイレグ姿になりなさい。』

ハイグレ魔王が私に指先を向ける。
「油断のし過ぎじゃないか。ハイグレ魔王。」

* Re: ハイグレは戦いと共に ( No.6 )
日時: 2010/12/18(土) 22:29:33 メンテ
名前: DY


『!!』

急に立ち上がった私を見て
咄嗟にハイグレ魔王は一歩下がった。

『あんた誰よ。』

「誰・・・?愚問だな、わからないのか。」

『は・・・・?何言ってるのよ。』

「私を怒らせたな、ハイグレ魔王。私の大切な美奈さんを傷つけた。これは万死に値する。」

『驚いたわ・・・アクションストーンに人の意識を飲み込む力があるなんて。』

「何も理解してないな。私にそんな力はない。美奈さんが私を求めてくれたから。」

『そうすると、勝てると?』

「そうだな・・・お前を倒すには十分だ。この怒りをおさめるぐらいの器はあるだろう?ハイグレ魔王!!!」
いつもの丁寧語じゃないBなんて・・・初めて。
って、Bが私の体を使って戦おうとしてる?

『ふん、その程度でこの状況を変えられるのかしら?明、智美。』

「「ハイグレッ!」」
明と智美さんが私に迫ってくる。
「美奈さんの大切な人達を使うなんて、どこまで嫌な奴なんだか。」

『勝ってから言ったら?』

「それもそうだな・・・・解放!」
Bが私の右手を地面につける。
でも、二人いるんだよ?
水柱は二本も立てられない。
「くっ・・・。」
「うぅ・・・・。」
・・・水柱が私の周囲にできてる?
二人を弾き飛ばした。
「ハイグレ魔王、お前がかかってこい。そうじゃないと、私の怒りはおさまりそうにない。」

『暑苦しいわねぇ・・・さすが、アクションストーン。いいわ、相手してあげる。』

ハイグレ魔王が戦闘態勢に入る。
そんな中、Bが問いかけてくる。
「美奈さん、よく聞いてください。」
何、B?
「私達の力だけでハイグレ魔王を倒すことはできません。あの明様や智美様でも敵わなかった相手です。」
え?じゃあ・・・どうするのよ。
「合図をしたら、私をハイグレ魔王に投げてください。」
何する気よ。
「私の中の動力を全てハイグレ魔王にぶつけます。」
そんなことしたら、Bが。
「美奈さんの体を操作して、私の器、石はオーバーロードしています。長くはもたないでしょう。」
で、でも・・・・。

『覚悟しなさい!』

ハイグレ魔王の電撃をBはかわしながら言ってくる。
「美奈さん!」
できないってば!!
「いい加減にしなさい、美奈!」
B・・・?
「みんなを助ける。それが美奈の目的ですよね、私はどんなことがあっても美奈の傍にいますから。」
・・・・・・。
「この戦いに終止符を打ちましょう、美奈さん。」
B・・・私は・・・・・。

『ちょこまかと!諦めなさい。』

「解除!!」
「美奈さん、さぁ!」

『さっきから何を話してるのよ。』

「いくよ、B。」
「はい、いつでもいいですよ。」
「B・・・ありがとう・・・・・。」
「「ハイグレ魔王!覚悟!!」」



* Re: ハイグレは戦いと共に ( No.7 )
日時: 2010/12/18(土) 22:30:40 メンテ
名前: DY



「うぅ・・・・。」
私は自分のベッドで目を覚ました。
「あれ?私の部屋だ・・・・。」
部屋に差し込む朝日。
家具が並ぶ自分の部屋。
「変な夢見たなぁ。」
でも、何か忘れてる・・・。
「美奈ー、起きてるのー?」
下からお母さんの声が聞こえてくる。
いつもの日常。
「こらぁ、美奈!」
「う、うわっ!文子!?どうして部屋に・・・。」
文子が私の部屋に入ってきた。
「ほら、早く着替えなさい。学校に遅刻するよ。」
「あ、うん。わかったって。」
私は急いで支度を始めた。

「おはよう、明。」
「美奈ちゃん、おはよう。」
家の前では明が待っていてくれた。
「遅刻寸前じゃない。早くしなさいよ。」
「はーい・・・って、智美さん。同じ学校じゃないですよね?」
智美さんも待っていた。
「いいじゃない。朝のお迎えぐらいさ。」
「あはは、そうですよね。」
明と智美さん・・・二人を見ていると何か思い出しそう。
あれ、私はどうやって智美さんと知り合ったんだっけ?
「どうしたの、美奈。早く行こう。」
文子に手をひかれ私は走りだす。

「それでさ、明ったら、何回も聞き返してくるのよ。」
「ちょっと、文子ちゃん。それは言わないでって・・・。」
「・・・・・・。」
私達は学校帰り、行きつけの喫茶店で話をしている。
でも、会話が頭に入ってこない。
何か大事なことを忘れて・・・・。
「美奈ぁ?あっちの世界行かないでねぇ。」
「え、あ、ごめん。」
「美奈ちゃん、今日、ボーっとしてますが何かあったんですか?」
「そ、そりゃ、戦いの後だからね。」
「ん・・・?戦いって?」
あれ?戦い?
「これは重症かな?明、どう思う?」
「少し心配になりますね・・・。」
「ごめん、ちょっと調子が変みたい。今日は帰るね。」
私はそのまま一人、店を後にした。
送ろうか?と聞かれたけど、今は一人でいたいから断った。
朝の天気からは変わって今は雨がいつ降ってきてもおかしくない雲行き。
いつの間にか私は人気のない路地裏を歩いていた。
「・・・・・・・。」
「・・・・!愛紗美さん!?」
今、すれ違った人は間違いなく、愛紗美さんだ。
振り返った時にはいなくなっていた。
急いで近くを探しまわる。
「何処に行ったんだろう。」
「美奈ちゃん、思いだしなさい。」
「愛紗美さん。」
私の目の前には愛紗美さんが立っていた。
「一番大切なこと忘れるなんて・・・らしくないわよ。」
そう言って消えてしまった。
「大切なこと?」
『美奈さん、諦めてはいけません。』
「び・・・B・・・・。」
そうだ・・・何でこんな大切なことを・・・・。



「はっ!!」
私が飛び起きると、目の前は火の海になっている。
「ここ・・・ハイグレ魔王の本拠地?」
「美奈、大変なことをしてくれたね。」
「美奈ちゃん、これは許されることではないですよ。」
智美さんが右から、明は左から近づいてくる。
「明、智美さん、しっかりしてください。私達、仲間じゃないですか。」
でも、二人は悲しそうな表情・・・。
「魔王様に仕えない以上、美奈を仲間としては見れない。」
「それに、こんな真似をするなんて、美奈ちゃんでも・・・。」
こんな真似・・・。
「あっ!Bは!?」
「魔王様に向かって自爆したわね。本当に何を考えてるのよ。」
Bが自分を犠牲にしてハイグレ魔王を倒した。
「でも、じゃあ、何で明も智美さんもその姿のまま・・・?」

『説明はいらないんじゃないかしら?』

「は、ハイグレ魔王!?」
火の海からゆっくりと歩いてくるのは間違いない、ハイグレ魔王だ。
「「ハイグレッ!ハイグレッ!魔王様、御無事で。」」
明と智美さんは振り返ってハイグレ魔王に尊敬の眼差しでハイグレをしている。

『本当に甘かったわ。あなたを見くびってた。』

「「「ハイグレッ!ハイグレッ!ハイグレッ!」」」
「!?」
後ろからハイグレ人間達が入ってきた。
数も相当のもの・・・。
すぐに私は包囲されてしまった。
私の周りにはハイグレ人間しかいない。

『もう諦める?あなた、変身もできないんでしょ?』

確かに・・・私はもう変身できない。
でも、今の私に諦めるって言葉はない。
「残念だけど、私は諦めたりしない。あんたみたいな変態、倒して、みんなを連れて帰る。」

『意外ね、さっきまでのあなたなら怖くて戦わなかったんじゃない?』

「Bの犠牲、無駄にはしない。それに、あんただって、相当ダメージ大きいでしょ?これが最後のチャンスなのよ。」
そう、ハイグレ魔王はBの攻撃でかなり大きな痛手を負っている。

『チャンス?あたしの僕達に囲まれてるのに?』

「ピンチはチャンス!私は諦めない!」

* Re: ハイグレは戦いと共に ( No.8 )
日時: 2010/12/18(土) 22:31:54 メンテ
名前: DY


『そう、じゃあやってみなさいよ。』

「言われなくても!!」
私はハイグレ魔王に向かって行く。
「「ハイグレッ!ハイグレッ!これ以上、魔王様に逆らわせないわ。」」
「放して!明!智美さん!あいつだけは私が倒さないといけないの!!」
明と智美さんに片腕ずつ押さえられる。

『怒りに任せて戦っても勝てないわよ?』

「余計なお世話よ!あんたなんかいなければ・・・・。」

『負けても強情ね、アクションストーンに選ばれたのはそれが理由?』

「私はまだ負けてない!」
必死に抵抗するが、二人は放してくれない。
「美奈ちゃん、もうハイレグ着ようよ。最初は恥ずかしいかもしれないけど、すぐに魔王様の魅力やハイグレの気持ち良さがわかるから。」
明が必死に説得してくるけど・・・。
「嫌!あいつになんか、Bを壊した奴になんか従わない!」

『おほほほ、本当?』

何よ、あの目。私が従うとでも?
「あんたになんか負けない。じゃないと、Bに顔向けできない。」

『あなたは何で戦うのかしら?』

「みんなを助けるために決まってるでしょ!」

『あら、みんな幸せそうじゃない。』

「あんたのせいでしょ!あんたがみんなを!」
「違うよ、美奈。魔王様はきっかけを与えてくれたにすぎない。ハイグレ奴隷になったのは自分の意志。」
「そうだよ、私も。魔王様に素敵なハイレグをいただいたの。それで気づいた。今まで逆らってたのがバカみたいだったって。」
違う、二人は言わされてるだけだ。

『あなたにも与えてあげる。きっかけを・・・。』

ハイグレ魔王はゆっくりと指先を向けてくる。
「明、智美さん、目を覚まして。」
「それはこっちの台詞よ。美奈もわかってくれるはず。」
「ハイグレッ!美奈ちゃんのハイレグ姿、早くみたいです。」
そんな・・・Bの思いを無駄にするなんてできないのに・・・。

『終わりよ・・・アクションブルー。』

「B・・・・。」
急に私の体が締め付けられる感じに襲われた。
わかりたくない・・・けど
自分の変わり果てた姿、青いハイレグを着た私。
こんなの私じゃない・・・。
「美奈・・・凄く似合ってる。」
「美奈ちゃん、可愛いですよ。」

『どうかしら、素敵な姿でしょ?』

「こんなの・・・どうってことない。」
解放された私はハイグレ魔王に向かって行く。
「私は負けられない!ハイグレ魔王覚悟!」
どうして・・・私、魔王に攻撃ができない。

『何もしてこないのかしら?』

「あぁ・・・うぅ・・・・。」

『おほほほ、あたしの奴隷たち、この子にハイグレを見せてあげなさい。』

「「「ハイグレッ!ハイグレッ!ハイグレッ!」」」
途端に始まるハイグレコール。
「くうっ・・・こいつだけは倒さないと・・・いけないのに・・・・。」

『あなたもハイグレしなさい。』

「い、嫌っ。あんたの言いなりにだけはなりたくない。」

『本当に強情ねぇ。あなたのその姿、とっても可愛いじゃない。ハイグレしなさいよ。』

「ぜ、絶対にするものか・・・。」
「美奈、もう快感を受け入れよう。」
「美奈ちゃんも仲間になりましょう。」
そんな・・・そんなの・・・・。

『こっちにいらっしゃい、美奈。』

「い、いやぁ・・・・・。」

『あなたのハイグレ、見せて。』

さ、逆らえない。
コマネチの体勢になってしまう。
「は、はい・・・・。」
B・・・助けて・・・・・。
「はい・・・・ハイグレッ!」

『・・・ふふっ。』

してしまった・・・私までしてしまった・・・・。
それに何、この幸福感。

『その調子よ、ほら、続けなさい。』

ハイグレ魔王が優しく言ってくる。
もう・・・ダメ・・・・この快感から逃げられない。
「ハイグレッ!ハイグレッ!ハイグレッ!」
「「「ハイグレッ!ハイグレッ!ハイグレッ!」」」
私は何回も何回も笑顔でハイグレを繰り返してしまう。
これほど気持ちいいなんて思わなかったから・・・。

『はい、そこまで。』

魔王様がそう言うと、私含め、みんながハイグレをやめる。

『どうかしら、ハイグレは?』

「う・・・・。」

『あら、泣いてるの?』

「ま、魔王様!ごめんなさい!私、私バカでした・・・魔王様はこんな素敵なことを教えてくださってたのに、それなのに・・・。」
その場で泣き崩れる私に魔王様は頭を撫でてくれた。

『いいのよ、あなたももう、あたしの可愛い奴隷の一人。だから、泣くのはやめて、これをつけなさい。』

魔王様は私にMinaと書かれた首輪を捲いてくださった。

『あなたはハイグレ奴隷よ、いいわね?』

「魔王様・・・ハイグレッ!ハイグレッ!私、頑張ります。全ては魔王様のために!」


* Re: ハイグレは戦いと共に ( No.9 )
日時: 2010/12/18(土) 22:33:47 メンテ
名前: DY


「美奈ぁ!いるんでしょ!早く起きて来なさい。」
私は外からの大きな声で目を覚ました。
そう、いつもの自分の部屋。
急いで下に向かうと黄色いハイレグ姿の・・・。
「文子様、おはようございます。ハイグレッ!ハイグレッ!」
「ちょっと、美奈。私には様付けダメって言ったでしょ。」
「あ、そうだったね、ごめん。」
「もう、美奈ったら・・・それで、今日は魔王様の宇宙船に呼ばれてるんだっけ?急いで行きなよ。」
「うん、行ってくるね、文子。」



宇宙船に到着し
魔王様の部屋に案内された私はゆっくりと扉を開いた。
「失礼します、魔王様。」
私は玉座に座る魔王様のもとに近づく。

『よく来たわね。今日はあなたに贈り物よ。』

私は魔王様に小さな箱を渡された。
「こ、これって・・・。」

『きっと喜んでくれると思ってね。』

「ま、魔王様・・・私、魔王様の奴隷になれて幸せです。」

『それはなによりよ。それで仕事があるの。人間を発見したんだけど、集団なのよ。討伐行ってくれる?』

「ハイグレッ!ハイグレッ!勿論です、魔王様のご命令ならなんなりと。」
私は頬を赤らめながらも魔王様の目を見てハイグレをした。

『おほほほ、偉いわ。じゃあ、頑張ってね。』



「美奈、魔王様から何いただいたの?」
部屋を出ると赤いハイレグ姿の智美さんが笑顔で待っていた。
「え・・・あ、あはは、何でしょうね。」
軽く目を反らす私を見て智美さんは一息つく。
「美奈も隠し事するようになったのね・・・寂しいなぁ。」
「あ、そういう意味じゃなくて・・・。」
「なーんてね。あたしも討伐役なの。一緒に行きましょ。」
智美さんは悪戯っ子の笑みを浮かべ、歩きだす。
「待ってください!私も行きます!」
反対方向から黄緑色のハイレグ姿の少女がわたわたと走ってくる。
「明も来てたんだ。」
「ハイグレッ!ハイグレッ!はい、私も魔王様に呼ばれて。智美さんと美奈ちゃんもですよね?」
少し息を弾ませながら明はハイグレをする。
明の一生懸命ハイグレをする姿はいつ見ても可愛いな。
「ハイグレッ!ハイグレッ!そうだよ、私も魔王様に呼ばれたんだ。」
「ハイグレッ!ハイグレッ!ほら、そろそろ行くわよ。」
智美さんの一声で私達は歩きだした。





私達が向かったのは人間達の隠れているアジトのような所に突入した。
「そこまでにしてもらうわ。」
服なんて着てる人間達を発見。
「美しきハイレグが悪しき人間を包み込む、グリーン参上!ハイグレッ!ハイグレッ!」
明がハイグレをすると、首輪が光り、髪の色が黄緑になり、長いツインテールに変わる。
「身も心もハイグレで焼き尽くす!レッド参上!ハイグレッ!ハイグレッ!」
智美さんがハイグレをすると、首輪が光り、髪の色が赤に変わり、ロングヘアになった。
「愚かな人間にハイグレを。全ては偉大なる魔王様のため!ブルー参上!ハイグレッ!ハイグレッ!」
私はハイグレをすると、先程、魔王様から頂いた箱を取り出す。
箱の中にはハイグレストーンのBが入っている。
「いくよ、B!」
「はい、美奈さん!」
「ハイグレッ!」
Bを握ったままハイグレをすると
私の髪も青くなり、ポニーテール。頭には大きなリボン。
「「「ハイグレ奴隷スリー参上!覚悟しなさい、人間達!」」」
そう、私達は魔王様の僕。
もうすぐ全ての人間がハイグレ人間になる。
魔王様の望む世界を作ることが私達の願い。
そう、みんなハイグレに染まるの・・・


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