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* 東方泳装録

日時: 2020/07/16(木) 20:27:01 メンテ
名前: 奴隷苦くん

相変わらず初心者ですが宜しくお願いします。

以下、注意事項
1、再開にあたり、一部加筆・修正しております。
2、登場人物等に二次創作的な要素を含んでいます。

以上の点をご了承下さい。m(__)m
 
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* Re: 東方泳装録7-4 ( No.32 )
日時: 2020/07/16(木) 21:50:45 メンテ
名前: 奴隷苦くん

 「ふぅ…。さて手早くメイド服を着て後片付けを…。」

 小悪魔が傍の椅子に掛けていたメイド服を着ようと手を伸ばす。その時、煙の中からパチュリーの声が響いた。

 「危なかったわ…ちょっと油断しちゃったかしら?」
 「なっ…!!」

 慌てて煙の方を見ると、弾幕の直撃を食らったパチュリーと小悪魔が顔色一つ変えずに立っていた。唖然としている咲夜にパチュリーが不敵な笑みを浮かべながら言う。

 「残念、ハイグレの力を得た私達には通用しないわ…。」
 「そんな馬鹿な!!確かに直撃したはず…!?」
 「してませんよ?全部避けましたから♪」

 くすくすと笑いながら小悪魔が否定する。埃を払う仕草をしていたパチュリーが改めて咲夜を見据えると冷たく命じる。

 「遊びはここまでよ、咲夜。ハイグレポーズを再開しなさい…。」
 「…!!かっ身体が勝手に…!?」

 パチュリーの声に反応した咲夜が、パチュリー達の方へ身体を向けると、両足を広げて蟹股になり両手をX字のラインに沿える。少し腰を落として前傾姿勢になるとハイグレポーズを再び始める。

 「はいぐれっ!?…はいぐれっ!?…はいぐれっ!?…はいぐれっ!?…はいぐれっ!?」

 何とか抵抗しようと試みるも、身体も口も自分の物ではないかの様に勝手に動く。その様子に困惑しながら両腕を振り上げ、身体を揺らしながらハイグレポーズを繰り返す。普段はメイド服に隠された大きめの胸やハイレグが食い込みつつある綺麗に手入れされた秘部が、ハイグレポーズを繰り返す度に強調される。
 「やっぱり紅茶に仕込むよりお菓子や料理にかけたりした方が良いかもしれませんね?」
 「そうね…ハイレグ水着への変換も下着だけだったし、しっかりとした意思を持つ人間や妖怪では中途半端に時間が掛かったからもう少し改良が必要ね…。」

 ハイグレポーズを繰り返す咲夜を見ていた小悪魔が、隠し持っていたシロップの瓶を取り出しながら言い、改良の必要性を感じるパチュリー。視線を咲夜に戻すと相変わらず困惑した表情でハイグレポーズを繰り返している。

 「はいぐれっ!?…はいぐれっ!?…はいぐれっ!?…はいぐれっ!?…はいぐれっ!?(ぜっ全然言うこと効かない…!さっきと違って身体も口も勝手に…!それに…少し動いたせいで汗が…)」

 先程まで激しい動きをしていたためか、うっすらと汗を掻き始めていた咲夜は、汗で濡れた肌に吸い付いてくるハイレグ水着から与えられる快感に戸惑う。X字に沿って手を上げ下げする度にググッという音と共に秘部に生地が食い込んでくる。筋が水着の上からでも分かるほどにくっきりとし始め、胸も最初は無理矢理押しつぶす様に押さえつけられていたのが、胸が揺れる度に胸全体を包み込むようにぴったりと張り付いていた。

 「どう咲夜、大分とハイレグ水着が馴染んで来たんじゃない?」
 「いい感じに張り付いて来てるみたいですね〜。」
 「はいぐれっ!…はいぐれっ!…はいぐれっ!…はいぐれっ!(この水着、まるで生きてるみたいに…くっ食い込んでくるっ!?…何とかして脱がないと…不味い…!!)」

 目を見開きハイグレポーズをとる度に歯を食い縛って快感に抗う咲夜。その顔に浮かんだ汗が幾筋も頬を伝い、身体を揺らす度に飛び散ったり床に落ちる。更に秘部に食い込んでいる部分が湿り始め更なる快感を与えて来る。

 「はいぐれっ!…はいぐれっ!…はいぐれっ!…はいぐれっ!…はいぐれっ!(わたしがっ!…こんなっ!…はしたないっ!…ことでっ!…あぁっ!ギモ゛ヂッ…い゛っ何でぇっ!?)」
 「ふふふ…。」

 矢継ぎ早に襲い来る快楽が思考に影響を与え始める。ポーズも徐々に激しくなって最早手遅れの状態であった。その様子をパチュリー達はニヤニヤしながら見ている。

 「ハイぐれっ!…ハイっぐれっ!…ハイぐれぇっ!…ハイぐれぇ〜っ!はいぐれぇ〜っ♪(あ、あっアタマのなか…はいぐれっ!っでいっぴゃいにっ!はいっぐれっ!あははっはいぐれぇっ!みずぎがっ!はいぐれぇ〜っ!くいこんでぇ〜っ!むりぃぃぃ
〜♪)」
 「あ〜股布から滴が垂れて来始めましたね〜もうダメなんじゃないですか〜?」
 「咲夜〜まだ我慢するの?いい加減諦めなさい…。」

 ハイグレポーズを繰り返す咲夜の両隣から、パチュリーと小悪魔が囁く様に声を掛ける。ハイグレの脳内浸食も大分と進み、全身を震わせて快感に溺れていく…。何とか抵抗しようとするも思考は“ハイグレ”で塗りつぶされ、時折浮かぶレミリアやフランの姿が、ハイレグ水着姿に置き換えられて気持ちよさそうにハイグレポーズを繰り返す姿へと塗り替えられる。それらがドロドロに溶ける様に崩れ落ちていくと、一面真っ黒になると不気味な笑い声と共に黄色と青色の道化師の様なマスクが徐々に大きくなりながら近づいてくる。

 『ホッホホホホ…ホホホホホホ…ホホホホホ…ホホホホホ……』
 「ハイグレッ!…ハイグレッ!…ハイグレッ!…ハイグレッ!あははへ…♪(ハイグレッ♪ハイグレッ♪ハイグレッ♪ハイグレッ♪ハッハイグレ魔王様〜♪)」
 『ホホホホホ…ホホホホホ…ホホホホホ…ホホホホホ…ホホホホホ…ホホホホホ…ホホホホホ…』
 「ハイグレッ♪ハイグレッ♪ハイグレッ♪ハイグレッ♪ハイグレッ♪あっああぁぁあ〜っ…!!」

 リズミカルにポーズを繰り返していた咲夜が、普段の彼女の清潔なイメージとはかけ離れた表情と情けない声を出すと同時に、ハイレグ水着が食い込んでくっきりと浮かんでいる秘部から数回愛液を射ち出して絶頂を迎えた。その様子を腕を振り上げたまま見ていたが、ゆっくりと顔を仰け反らせていく…。

 「あぁ…あぁぁ〜…ハイグレェ〜〜〜…はぁっはぁっあぁ〜…。」
 「やっと終わりましたね♪」
 「咲夜?私の声が聞こえるかしら?」
 「はぁ〜はぁ〜はぁぁ〜…」

 愛液の放出が済んで少しずつ落ち着いて来たのか、仰け反らせていた顔をゆっくりと起こす。暫くとろんとした表情で息を整え、大分落ち着きを取り戻していく。頃合いを見計らってパチュリーが再度声を掛ける。

 「咲夜?気分はどうかしら…?」
 「はい、今までに無いくらい良好です。ハイグレはこんなにも素晴らしく気持ちの良いものなのですね♪そうとは知らずお二人に手間を掛けさせてしまいました。お許しください!」

 先程まで快感によって蕩けた表情になっていた咲夜が、姿勢を正して申し訳無さそうな表情でパチュリー達に謝罪する。

 「気にすることは無いわ…。今までハイグレを知らなかったんですもの…。さぁ、先ずは魔王様へ忠誠のハイグレを捧げるのよ。」
 「はい!畏まりました!」

 笑顔で了承すると先程より更に大きく両足を広げて蟹股になる。スッと両手をX字ラインに沿えると忠誠のハイグレを捧げ始めた。

 「ハイグレ♪ハイグレ♪ハイグレ♪ハイグレ♪ハイグレメイドの十六夜咲夜です!ハイグレ洗脳を受け入れ、ハイグレ人間へと生まれ変わりました!これからはハイグレ魔王様のメイドとしてお仕え致します!ハイグレ♪ハイグレ♪ハイグレ♪」

 程よい速度で明るく忠誠を誓う咲夜の秘部から、また愛液が放出されてカーペットを濡らす。足元に出来た愛液の水溜りを見た小悪魔が、自分がハイグレに洗脳された時の事を思い出してクスリと笑う。足元の水溜りに気付いた咲夜が慌ててハイグレを止める。

 「はわわわ…もっ申し訳ありません!直ぐに後始末を致します…!」
 「ふふっあははははは!!」
 「わわっ!びっくりしました!!」

 パチュリーが突然、お腹を抱えて大笑いする。酷い喘息持ちのパチュリーがここまで大笑いしているのは今までに見たことは無く、付き合いの長い小悪魔も非常に驚いている。

 「はははっ!こんなに大笑いするのは生まれて初めてよ。はぁ〜咲夜ったらハイグレ人間になっても面白いわね。」
 「う〜酷いですパチュリー様〜っ!」

 顔を赤らめて抗議する咲夜を宥め、人差し指を咲夜が作った水溜りに翳した。カーペットのシミが一瞬で消えて無くなり、何事も無かったかのように元の状態へと戻る。

 「はい。後片付け終わったわ!咲夜も無事ハイグレ人間になった事だし、早速次の段階へ進むわよ!」
 「「ハイグレっ!」」
* Re: 東方泳装録7-5 ( No.33 )
日時: 2020/07/16(木) 21:53:01 メンテ
名前: 奴隷苦くん

 咲夜と小悪魔が声を揃えてハイグレをすると、それぞれ脱いだ服を着直す。咲夜がメイド服を着終えるのを待っていたパチュリーが口を開く。

 「さて…早速だけど、咲夜には先に洗脳しておいた妖精メイド達と一緒に他の妖精メイド達の掌握をお願いするわ。私たちはその間、他の洗脳手段を考えておくわ。」
 「畏まりました!ですがパチュリー様一つ宜しいでしょうか?」
 「構わないわ。何かしら?」
 「お嬢様達の洗脳ですが、私にお任せ下さいませんか?」
 「一人でお嬢様達をですか?」

 咲夜の発言を横で聞いていた小悪魔が訊ねる。

 「はい、ハイグレを知り是非お二人にもハイグレの素晴らしさを教えて差し上げたいのです!」
 「う〜ん…私は別に構わないけど、本当に一人で大丈夫?」
 「大丈夫です!今夜中に実行しようかと思います!」
 「余り急ぎ過ぎると、リスクも大きくなるわよ?」
 「心配いりません!必ず成功します!」

 やけに自信満々な咲夜に心配そうな表情を見せるパチュリーであったが、これまでレミリアの出す無理難題の数々と比較すれば、まだマシ容易な課題と言えるのであろうと思い了承する。

 「貴女がそこまで言うのなら…。」
 「有難うございますパチュリー様!それでは実行にあたって一つお願いがございます。」
 「…??何かしら?」
 「私に使ったそのシロップを貸して頂けませんか?」

 咲夜が、ハイグレシロップの小瓶を指さしてパチュリーに頼む。

 「別に良いけど、まだ試作品よ?これから少し改良するからそっちを使ったら?」
 「試作品でも問題ありません。紅茶ではなくケーキに忍ばせようと思いまして…。」
 「「ケーキ?」」

 パチュリーと小悪魔が声を揃えて聞き返す。

 「はい!今夜お二人に出そうと材料を用意していたのです。それに使ってみようかと思いまして。」
 「ふむ、改良するにしてももう少しデータを得られればそれに越したことは無いわね。良いわ持って行きなさい。」
 「有難うございます!お借りいたしますね!」

 礼を言い、小瓶を受け取ってメイド服のポケットに忍ばせる。そのまま図書館を後にしようとした所で呼び止められた。

 「あっちょっと待って咲夜。ついでにこれも渡しておくわ。」
 「これは…香水ですか?」
 「えぇ…役に立つかも知れないから一応ね…。それじゃあ宜しく…。」
 「はい、失礼いたします。」

 パチュリーが差し出したのは、魔理沙達に渡した香水の小瓶であった。咲夜はそれも受け取ると別のポケットにしまい、今度こそ図書館を後にする。

 「無事に咲夜さんを洗脳できましたね♪」
 「えぇ…一息ついたらシロップの改良と香水の増産に取り掛かりましょう。」
 「はい。」

 小悪魔が紅茶を淹れ直しに行くのを見届けると、背もたれにどっと体重を預けて目を閉じる。パチュリーの計画は順調に進んでいた…。
* Re: 東方泳装録 ( No.34 )
日時: 2020/07/16(木) 21:55:20 メンテ
名前: 奴隷苦くん

今回はここまでです。それでは失礼します
* Re: 東方泳装録8-1 ( No.35 )
日時: 2020/08/23(日) 13:02:42 メンテ
名前: 奴隷苦くん

 アリスの家に戻った魔理沙達は、リビングの方に入ると人形達が居る辺りに視線を向ける。出かける前は整列してハイグレポーズをとっていたアリスの人形達は、部屋のあちこちに散らばり、腰を深く落として腕を激しく交差させたり、向かい合わせになって息を合わせたりと、様々なハイグレポーズを披露していた。アリスに抱えられていた人形が、パタパタと手をバタつかせるので、腕の中から解放してやる。解放された人形は、ふよふよと浮き上がると主人の方を見つめる。人形の意を汲んだアリスは着せていた服を脱がしてハイレグ姿にしてやると、人形は近くにいた人形達の元へ飛んでいく。2体の人形が向かい合いハイグレを繰り返している所に合流すると、それに合わせる様にポーズを繰り返し始める。

 「留守番してた子達もすっかりハイグレの虜だな♪」
 「えぇ…あの子も皆と一緒にハイグレできて嬉しそう。」
 「さて、私達は準備に取り掛かろうか。」
 「そうね、文が戻ってくるまでまだ時間はたっぷりあるし…」

 2人が話していると玄関の扉が数回ノックされる。咄嗟に魔理沙は玄関から見えない位置に隠れ、アリスはハイグレポーズをしていた人形達を部屋の奥へ移動させる。人形達が隠れたのを確認すると玄関へと向かい、扉の向こうにいる人物に声を掛ける。

 「誰?」
 「こんにちは〜☆」

 扉の向こうから聞こえて来た声に聞き覚えのあったアリスが訊ねた。

 「その声は…ひょっとしてメディスン?貴女なの?」

 取り敢えず玄関を開けるアリス。玄関の前に立っていたのは、黒のフリルシャツに赤いスカートに身を包み、金色の髪に赤いリボンを付けた少女の様な見た目の人形メディスン・メランコリーであった。

 「えへへ、今日はアリスのお人形さんと遊びにきたのっ!」
 「あらそうなの、でも御免なさいね今日は皆忙しくて…また明日来てくれるかしら?」

 アリスが申し訳なさそうに謝る。それに対して、メディスンが人間の子供の様に駄々を捏ねる。

 「え〜お願い、私もお手伝いするから〜。」
 「う〜ん…困ったわね〜。」
 先般の異変以降、多くの人形を使役しているアリスに懐いたメディスンは、人形と遊ぶために時々アリスの家を訪ねる様になっていた。人間に捨てられ半ば妖怪化した彼女に人形遣いとして興味を惹かれたアリスは、人形達と遊ぶ代わりに新しい人形の研究を手伝って貰う事があった。メディスンをどうやって帰すか悩んでいると、何かを閃いたのか身を隠していた魔理沙が姿を見せて、困っているアリスにフォローを入れる。

 「まぁまぁ、折角来たんだしこのまま追い返すのは可哀想だよ。それに人手は多い方が良いし…。」
 「えっちょっ…!?」
 「わ〜いお手伝いがんばる〜☆」

 魔理沙の言葉にビックリしていると、メディスンが脇を通って家の奥へと入っていく。咄嗟に魔理沙の顔を見て、抗議の視線を向ける。すると、魔理沙が顔を近付けて囁く様に耳打ちする。

 「まだ時間もあるし、“丁度良いお留守番役”が出来そうじゃない♪私に任せて!」
 「えっ…う、うん。」

 リビングの方へ向かうメディスンの後に続いて歩いて行く2人。魔理沙がポケットに忍ばせていた八卦炉をこっそりと取り出して、含みのある笑みをメディスンに向けながら後をついていく。鼻歌を唄いながらリビングに入ったメディスンが、キョロキョロしている。

 「あれれ〜お人形さん達かくれんぼしてるの〜?」

 同じ人形の身である彼女には人形の気配を感じ取ることができる様で、気配がすれども姿の見えない人形達を探す。背後から黒い笑みを浮かべた魔理沙が、優しく声を掛ける。

 「ふふふ…人形達が簡単に見つかる魔法を教えてあげようか?」
 「ん〜??なにそれ〜おしえて〜☆」
 「うん、良いよ。じゃあ……目を瞑って〜」
 「こう?」
「そうそう…じゃあ…ハイグレになっちゃえ☆」

 素早く八卦炉を構えるとハイグレ光線を発射する。目を瞑ったままのメディスンにピンク色の光線が当たり、小さな身体をピンク色の光が包み込んだ。

 「わあぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜っ!?」

 宙に浮いて大の字になると包んでいた光がピンクと青に交互に点滅する。それを黙って観察する魔理沙とアリス。メディスンの着ていた服の中でハイレグ水着が徐々に作られていく、やがて水着が完全に実体化すると服との入れ替わりが始まる。程無くして、ハイレグ姿が定着すると光から解放されて床に着地する。メディスンが瞑っていた目を開いて、自分の姿を確認して驚く。

 「きゃあっ!?なっなにこれぇ〜っ!」
 「ハイレグへの着替えが終わったね☆さて、早速ハイグレをしてみて!」

 鈴蘭の花の様な白系のハイレグ水着を着せられたメディスンに、魔理沙がニコニコ顔でハイグレポーズを促す。メディスンが両足を開いて蟹股姿勢になり、X字ラインの前で両手をクロスさせる様に構えるとハイグレポーズを始める。

 「は…はいぐれっはいぐれっはいぐれっはいぐれっ…なにこれ変な感じがする〜!」
 「直ぐに気持ち良くなるからね♪ほらっ頑張って!…アリス、人形達を連れて来てくれる?」
 「えぇ、分かったわ。」

 アリスが両手の指先から魔法の糸を出現させ、部屋の奥に隠れさせていた人形たちを操り、隠れていたハイレグ姿の人形達が次々に集まってくる。

 「さっ人形達(おともだち)とハイグレポーズを楽しもう☆」
 「はいぐれっはいぐれっはいぐれっはいぐれっはいぐれっはいぐれっはいぐれっはいぐれっ…うわ〜みんなもわたしとおなじだ〜」

 人形達がメディスンの周りに集まり、彼女に合わせてハイグレポーズをとり始める。その間に魔理沙がドレスを脱ぎ、ハイレグ水着姿になるとメディスンと向かい合うようにハイグレポーズをとり始める。

 「ハイグレッハイグレッハイグレッハイグレッハイグレッハイグレッハイグレッハイグレッ」
 「はいぐれっはいぐれっはいぐれっはいぐれっはいぐれっはいぐれっはいぐれっはいぐれっ」

 恥ずかしがるメディスンに合わせて、魔理沙が笑顔でハイグレをする。周りの人形達もそれぞれのお気に入りのスタイルのハイグレポーズをとっている。アリスも混ざろうと服を脱ごうとすると魔理沙がアリスに言う。

 「ダメダメ!アリスは見てるだけだよ〜☆」
 「えっ?何で?」
 「ハイグレッハイグレッだってさっき抜け駆けしてたから…これはそのお返し。私達はハイグレを堪能してるからアリスは指を咥えて見ててっ!…ハイグレッハイグレッハイグレッ」
 「そっそんな事言わないで!私も一緒にしたいわ!」
 「ダ〜メ☆我慢だよアリス♪…ハイグレッハイグレッハイグレッ」

 先程の仕返しだと言う魔理沙に、アリスがごねる。そのやり取りの最中にも、ハイグレを繰り返すメディスンの頭の中にハイグレが浸透していく。

 「はいぐれっはいぐれっはいぐれっ(お人形さん達、この変なポーズを嬉しそうにやってる…恥ずかしいけど…お人形さん達の言う通り気持ち良い…止まらないよ〜♪)」
 「ハイグレッハイグレッハイグレッハイグレッハイグレッあ〜気持ち良い〜♪」
 「むぅ〜〜魔理沙〜〜。」

 人形達の声を聞くことができるメディスンは、周囲の人形達から語り掛けられてハイグレに心酔していく。魔理沙もアリスに見せつける様にハイグレを繰り返して見せ、涙目になったアリスが懇願するように魔理沙に許しを乞う。アリスの潤んだ瞳を見て、ハイグレを続けていた魔理沙が微笑みかける。

 「う〜んしょうがないな〜。良いよ、一緒にハイグレしよ?」
 「…!!うん♪」

 パァッと表情が明るくなり、急いで服を脱ぐアリス。ハイレグ姿になると魔理沙の隣に立ち、我慢させられていた分を取り返すかの様に激しくハイグレポーズをとり始める。リビング内に、3人分のハイグレコールと複数のキュキュッと言う音が混ざり合って響き渡る。
* Re: 東方泳装録8-2 ( No.36 )
日時: 2020/08/23(日) 13:05:18 メンテ
名前: 奴隷苦くん

「「ハイグレッハイグレッハイグレッハイグレッハイグレッハイグレッハイグレッハイグレッ」」
 「はいぐれっはいぐれっはいぐれっはいぐれっはいぐれっはいぐれっはいぐれっはいぐれっ」

 ハイグレを続けるメディスンの脳内ではアリスの人形達のハイグレコールが響き渡り、メディスン自身の表情は、まるで遠くを見るような虚ろな表情になっていく。既にハイレグ水着が身体にぴっちりと張り付いて隆起の少ない少女の身体のラインを浮かび上がらせている。その様子を見て、魔理沙がハイグレしながら声を掛ける。

 「ハイグレッ…どう?ハイグレ気持ち良いでしょ?」
 「はいぐれっはいぐれっ…うん、お人形さん達も気持ち良いって言ってる…はいぐれっはいぐれっ」
 「そっか…じゃあ言う事言っちゃお☆」

 魔理沙に合わせて、周りの人形達もメディスンの脳内に働きかける。その言葉に反応するように少女が叫ぶ。

 「はいぐれっはいぐれっ!!私はハイグレドールのメディスンです!お友達と一緒にハイグレ魔王様に忠誠を誓います!はいぐれっはいぐれっ!!」

 メディスンが宣言している間、アリスの人形達は腕を振り上げたままの姿勢で静止する。宣言を聞いた魔理沙はハイグレを止めると、隣でハイグレをしているアリスを見る。アリスは大勢でハイグレしたせいか今までに無い位に蕩けた表情をしていた。

 「アリス、すごく可愛い…んぷっ!?」

 突然、ハイグレをしていたアリスが魔理沙にキスをする。少ししてアリスが離れて顔を赤らめながら言った。

 「ふふっ皆でするのって気持ちが良いわね。」
 「う、うん…。」

 突然のキスに顔を真っ赤にしながら口籠る魔理沙。暫くして、洗脳が終わったメディスンが魔理沙達に声を掛ける。

 「ねーねー、そろそろい〜い?」
 「あっうっうん!ゴメン!つい…。」
 「はわわわ…私ったらつい…。」
 「じ〜…」

 アリスが家の奥へと走って行き、魔理沙はハイレグ姿のメディスンを椅子に座らせる。ハイレグ姿のまま魔理沙が今までの過程を簡単に説明する。

 「という訳で、これから幻想郷中にハイグレを広げて魔王様の力を回復させるんだ!」
 「ふ〜ん…じゃあ私はあなたたちがいない間、お人形さんたちのめんどうをみていればいいのね?」
 「うん。メディスンみたいに何時誰が訪ねて来るか分からないからね。」
 「わかったわ!それで今日はどうすればいいの?」

 メディスンが魔理沙に訊ねると、そこへアリスが戻って来た。手にはメディスンが着ていた服とスカートと同じものを持っている。それをメディスンに差し出し、ハイレグの上から着る様に言う。メディスンの顔が歪む。

 「ハイレグの上にこれを着るの〜?私、このままがいい〜」
 「まぁまぁ、そう言わずに今はまだ誰にも気付かれたくないんだ。」
 「少しの間の辛抱だからね。お願いっ!」
 「む〜仕方ないわね!」

 頭を下げて頼んでくる2人に、仕方ないといった表情で承諾する。一先ず、着替える前に魔理沙がアリスとメディスンに作戦を離し始める。

 「取り敢えず、これでこっちの方の心配は無くなったから、私とアリスの2人で文の洗脳を行う。」
 「仕掛けるタイミングはどうするの?あのブン屋も伊達に古参の妖怪をやってないわ、少しでも怪しまれれば逃げられる。」
「だから、一旦家の中に引き込む。幾ら早くても屋内なら少しは動きが制限される。文の取材が始まったら、隙を見て撃ち抜く!ってな感じで。」
「う〜ん、上手く行くかしら?」

不安そうなアリスを安心させようと、魔理沙が続ける。

「文の“じゃーなりずむ”って奴は尋常じゃない!例え相手が病人だろうが容赦なし!問答無用の質問責めをかます位だからな!隙が出来易い。そこを狙えば良いだけさ!」
「う…うん」
「ね〜ね〜“じゃーなりずむ”ってな〜に?」

目を輝かせて自信満々に語る魔理沙とまだ不安が拭えないアリスに、メディスンが無邪気に質問する。

「私にも良く判らないけど、人にしつこく付きまとったり、人の家に押し入ったりする時の常套句ってやつらしい。」
「ふ〜ん」
「それ、何か違うような気が…」

魔理沙の適当な答えに納得するメディスンと違和感を覚えるアリス。作戦会議を終えると、各々服を着て身支度を整える。再び3人が顔を合わせると魔理沙が最後に付け加える様に言う。

「ここを上手く乗り切れば、明日以降の行動がかなり楽になる。メディスンも留守番ヨロシク!!」
「はいぐれっ!まかせて!!」
「ふふっじゃあ行きましょ魔理沙♪」

服を着たまま元気よくハイグレをして返事をするメディスン。それを見てアリスは微笑むと、魔理沙と共に自宅を出る。メディスンと人形達が、玄関先から二人を見送り、2人の姿が見えなくなると家の周囲を確認しながら家の中へと戻って行った…。
* Re: 東方泳装録8-3 ( No.37 )
日時: 2020/08/23(日) 13:10:04 メンテ
名前: 奴隷苦くん

相変わらず平穏な様子の人里では、何時の様に大人や子供たちが行き交い、露天商の店主や商店の呼子の男が声を張って商売をしている。その喧噪を上空から眺めながらゆっくりと飛んでいる射命丸文の姿があった。紅魔館から摘み出され、そのまま逃げる様にやって来た人里で取材対象のアリスの姿を探していた。しかし、誰に聞いても今日は見てないと言われ、取材が全く進まず珍しく焦る文。普段は縦横無尽に飛び回ってネタを掻き集める処を、ゆっくりと浮遊しながら、眼下の人混みに目を凝らす。

「ぬぅ〜この私が取材相手を見付けれないなんて…今日は朝から調子が悪いですね〜。こんなことならワンコを連れて来るべきでした…」
ワンコもとい白狼天狗の犬走椛。天狗社会の中で位の違いや性格面で反りが合わない関係であるものの、椛本人が比較的面倒見の良い性格故か、烏天狗の中で異端者扱いされている文を気に掛けて、度々新聞造りに手を貸してくれていた。しかし、折が悪く今日は河童と趣味の将棋を指しに行っており不在にしていた。

「う〜どうしましょう。夕方に全てを掛けて見るべきか…。」

暫く頭を抱えていた文であったが、慣れない低速での飛行と目の疲れから地上へと降りて行く。大通りから外れた場所に舞い降りて、背中の羽根を不可視状態にして、何処からともなくハンチング帽を取り出して、頭襟の代わりに被る。大通りの方へ出ると行きつけの甘味処へと入って行く。

「いらっしゃいませ〜…ってブン屋か…」
「そんな残念そうな顔しないで下さい。一応お客なんですから…」

店に入ると接客に出て来た少女、赤蛮奇が溜め息をつく。店が支給する給仕服に身を包むこの少女、一見普通の少女であるが、その正体は妖怪・ろくろ首である。人間の住まう人里には彼女の様に人間に近い見た目をしているため、普段から人間に交じって商売をする者がいる。彼女自身は、余り人や他の里に紛れている妖怪達とは関係を持たない様にしているが、やる事が無い昼間の時間潰しを名目にこの甘味処で給仕を務めているらしい。自分の正体を知る文の来店は心地の良い物ではなかったが、他の客の手前追い返す訳にも行かず、適当に近場の席へ通した。

「はい。ご注文は?」
「白玉ぜんざいを一つ」

淡々とした様子で注文を訊ねて来る蛮奇に、左手を上に挙げて注文する。

「それだけかい?」
「えぇ、この後すぐ新聞造りがあるので…」
「あんたも懲りないね〜里で読んでんの寺子屋の先生とか貸本屋の小鈴ちゃん位じゃん?」
「そんな事はありません!固定の購読者はそれなりに居ますよ!」

ぷりぷりと抗議する文。試行錯誤を重ね、割かしマシになった記事内容や河童の便利グッズ関連の広告、イベント情報など工夫を凝らした事で、僅かであるが固定客を得る様になっていた。最も、霊夢だけはちらりとも目を通すことなく焚火の火種や雑巾代わりに使い、酷い時は届けた矢先、遠くを見つめながらムシャムシャと貪り食い始める始末であり、その場に居合わせた魔理沙やあうんもその光景に戦慄していた。

「あら、それは失礼。…白玉ぜんざい一つ〜!」
「はいよ〜」

踵を返して、店の奥の店主に注文を知らせる。頬杖をついてため息をついて、物思いに耽る文。このままアリスに会えなければ魔理沙の家に行くしかない。しかし、夕方にはまだ時間がある。取り敢えず、一面以外の記事は決まっている。先にそちらを済ませてしまえば非常に楽だが、そのやり方はあまり好きではなかった。なかなか踏ん切りがつかず、腕組みをして考えていると、店の奥から盆にぜんざいを載せた蛮奇がやって来た。

「はいっお待たせ!」
「う〜ん」
「はぁ〜〜なぁに悩んでんのさ?」
「ちょっと聞きますけど、今日アリスさんを見ましたか?」
「はぁ?あの人形劇やってる魔法使いの?今日は人形劇の日じゃないから見てないけど?」
「ふむ…まさか魔理沙さんとパチュリーさんに担がれたのでしょうか?ぐぬぬ…」

薄々ながら2人に騙された可能性を考え始める。畳の目を数える位丁寧に探し回っているにも拘らず、今日の目撃証言さえ得られない現状からそう考えるしか無かったが、魔理沙とパチュリーが結託して嘘をつくメリットは何なのか?出されたぜんざいを口に運びながら再度思考を巡らせる。疲労と苛々で鈍くなっていた頭の回転が、甘味のお蔭で回復し始める。食べ終わる頃には、すっかり考えが纏って勢い良く立ち上がる。

「ハイ!お勘定!」
「あ〜はいはい15文ね。毎度あり〜」

勘定を済ませ店を後にすると、先程までとは違って軽い足取りで傍の脇道へと歩を進める。人目につかない場所で羽を出し、頭襟を被って飛び上がると魔法の森へと羽ばたいていく…。
* Re: 東方泳装録8-4 ( No.38 )
日時: 2020/08/23(日) 13:13:16 メンテ
名前: 奴隷苦くん

アリスと共に自宅へ戻った魔理沙が、窓の外の景色を眺めながら夕方までの時間をどう潰そうか考えていると、突然玄関の扉がけたたましく鳴り響いた。その音にビクンと身体を跳ねさせて驚いた2人が玄関の方に視線を送る。まだ夕方までには余裕がある筈、そう思っていると再度扉が激しく叩かれる。せっかく直したばかりの扉が、このままではまた壊されてしまう。そう思った魔理沙は少しイラつきながら玄関へ向かうと、勢いよく扉を開いて訪問者に怒鳴る。

「こぉらっ!!またうちの玄関が壊れるだろ!!もっと優しく叩けy…!!!!」

魔理沙が怒鳴り終える前に、訪問者が魔理沙に詰め寄り捲し立てて来た。

「魔理沙さん!!ヒドイじゃないですか!!!良くも騙してくれましたねぇ〜っ!!!」
「いぃ〜っ!?あっ文!?来るの早すぎない…!!」
「ああああああああっ!?アリスさん!?やっぱりここに居たんですねぇっ!!」
「なっ何よっ!?」

玄関の扉をけたたましく殴りつける様に叩いていた人物、射命丸文が顔を真っ赤にして捲し立て来た所に、家の奥にいたアリスの姿を見付けて更に大きな声を出し、耳を手で塞いでいる魔理沙を押しのけてアリスに詰め寄って行く。

「あっ!?こらっ勝手に入るな〜!!」
「アリスさん!!やはり魔理沙さんのとこに居たんですね!?すっかり騙されましたよ!!新聞作成の時間がもう無いんです!!昨日の件、洗いざらい吐いてもらいますからね〜っ!!」
「ひっ…!」
「こら〜っアリスから離れろ〜っ!!」

物凄い剣幕で矢継ぎ早にしゃべる文に若干の恐怖を覚えるアリス。文の後ろから魔理沙が引っぺがそうと腕を引っ張る。と、今度は魔理沙の方に詰め寄りまた一方的にしゃべりだす。

「あやややややっ!!魔理沙さん!貴女にもたっぷりとお話しを聞かせて貰いますからね!!それとっ!今日の新聞造りに付き合ってもらいますよ!!というかそれ以前に何故魔理沙さんの家にアリスさんが居るんですか!?…はぁっ!?まさかっ真昼間からアリスさんとあ〜んな事やこぉ〜んな事をしていたんですね!?何とおいs…じゃなかった卑猥な!!これは号外として幻想郷中にばら撒くしかありませんね!!題して!!『美少女魔法使いの密会!白昼にも拘らず堂々と自宅で“愛し合う(意味深)”』です!!そうと決まれば号外用の写真撮影じゃ〜〜っ!!!」
「きゃあぁぁぁ〜〜〜っ!?何するんだ変態烏〜〜〜っ!引っ張るな〜〜〜っ!!服が破けちゃう〜〜〜っ!!!?」
「ぐへへへへへっ!私を敵に回すとどうなるか思い知らせてあげますよ!!2人揃って表に出られなくなる位えっちぃ姿を記事と共にばら撒いてくれるわ〜〜っ!!!」

魔理沙に飛び掛かり、服やスカートを引っ張りまくる文。床に倒れ込み服を脱がされまいと必死にもがく魔理沙。予想外の展開に呆気に取られていたアリスがハッと我に返って即席の魔法陣を作る。焦って手元が覚束ないためか多少まごついていると、文の動きが止まった。

「あやややややっ!?魔理沙さん!?何故服の下に水着を!?まっまさか本当にアリスさんと!?それに凄く食い込んでますよ!?何て素晴らsっあやややややややややややや〜〜〜〜〜〜〜っ!?」

魔理沙のスカートを乱暴に引っ張りまくっていた所、偶然スカートが大きく捲れて着込んでいたハイレグ水着が視界に飛び込み、一時的に固まっていた文が独自の妄想を更に展開させようとしたが、ピンク色の光に全身を包まれた。そのままピンクと青の光が交互に点滅し、その中で服とハイレグ水着が入れ替わっていく。光の点滅が終わり、大の字姿勢になっていた文は紅葉色のハイレグ水着姿になっていた。そのまま両足を開き、腰を深く落としてX字ラインに両手を添えてハイグレポーズを始める。

「ハイグレッハイグレッハイグレッハイグレッハイグレッハイグレッ」
「ハァハァハァ…大丈夫、魔理沙!?」
「うっうん!ちょっとビックリしただけ…ありがとうアリスっ!」

スカートもフリルシャツもくしゃくしゃになり、所々裂けて下に着ているハイレグ水着が覗いている。取り敢えず魔理沙を立たせて服を脱がせる。ボロボロな上、土でドロドロになった服を近くの椅子に掛けるとハイグレポーズを繰り返す文の方を見る。

「即席の洗脳魔法、上手く行って良かったわ。」
「ハイグレッハイグレッハイグレッハイグレッハイグレッハイグレッハイグレッハイグレッハイグレッ」

目を固く瞑り、脂汗を浮かべて苦しそうにハイグレポーズを繰り返している文。大きな胸を激しく揺らし、股間のX字のラインの両脇からムダ毛がはみ出してしまっている。それをぼーっと見ていた魔理沙が自然と溢す。

「うわ〜文、すっごいムダ毛が…」
「〜〜〜っ///みっ見ないで…ハイグレッハイグレッハイグレッハイグレッハイグレッハイグレッ」
「あわわわ…」

毎日幻想郷を飛び回りネタを掻き集め、自宅兼仕事場では寝る魔も惜しんで新聞造りに励むという生活を繰り返してきた文にとって、ムダ毛の除去等した事など一度も無く、そもそも日々の行水さえ2、3分程で済ませてしまっており、長時間の行水など月に1、2回程度。その為、はみ出したムダ毛は縮れたり、抜けて水着の生地にくっ付いたりしてしまっていた。その様子を見て、良くないものを見てしまった時の様な気まずい表情になるアリスと魔理沙。その悲惨な光景を見られてしまった文の目に涙が滲み、溜まっていく。

「ハイグレッぐすっハイグレッハイグレッうぅっハイグレッハイグレぇッスンッハイグレッハイグレッハイグレぇッぎ、ぎもぢいぃれずぅっ!バビグデェッ」
「あわわっごっごめんなさい!思わず見つめちゃって…!」
「あっあや!本当にゴメンねっ!気にする事ないよっ!!」

酷い状態のムダ毛を見られてしまったショックに大粒の涙を流して泣き始める。ボロボロになった精神を慰めようと、ハイグレの快楽に気を向けようとするが、涙と鼻水で上手くハイグレコールが紡げない。余りにも可哀想に思えて来たアリスと魔理沙は、お互いに困った表情で顔を合わせる。そして、号泣しながらハイグレを繰り返す文に寄り添う。

「とっ取り敢えずっ落ち着こっ?ほらっハイグレ気持ち良いでしょ?それだけ考えればいいから!」
「そっそうよ!幸いここには私たち以外居ないわ!誰にも言わないし!取り敢えず早く洗脳が終わるように手伝ってあげるから!ね!」
「バビグデッ…ズッバイグデェッ…ぐぅっ…バイグデェッ…!!」
* Re: 東方泳装録8-5 ( No.39 )
日時: 2020/08/23(日) 13:15:49 メンテ
名前: 奴隷苦くん

優しい言葉を掛ける2人は、少しでも早く洗脳が終わるように文の浮き上がった胸の突起や股布に浮き上がったスジを指で摘まんだり擦ってやる。少し落ち着いて来たのか時折、身体をピクンと跳ねさせて快楽に悶える。暫く続けているとすっかり落ち着きを取り戻したのか、快楽を堪能するような表情を見せる様になった。涙と鼻水でグショグショになっていた顔を丁寧に拭ってやると、やっと正常なハイグレコールができるようになった。

「ハイグレッハイグレッハイグレッハイグレッハイグレッハイグレッハイグレッあやや〜♪ハイグレ気持ち良いです〜♪股布が食い込んでグショグショになっちゃいましたぁ〜…ハイグレッハイグレッハイグレッ」
「ふ〜落ち着いて来たわね…」
「洗脳も終わりに近づいてるみたいだし、後は待つだけにしよ…」

股布を濡らしながらハイグレの快楽を堪能する文の表情を見て、寄り添っていた2人が離れてその時を待つ。そして数分後、漸くその時が来た。

「ハイグレッハイグレッハイグレ〜〜〜〜ッ!!??あっあややややや〜〜〜」

声を裏返させながら情けない声を漏らす。X字に浮かんだ割れ目から粘性を持った愛液が淫靡な音色を奏でながら床にまき散らされる。

「わぁ〜凄い出てる…」
「凄い量ね…」

愛液を出し切り目を瞑ったまま余韻に浸る文。少し間を空けてパッと何時もの明るい笑顔になる。

「あやっ☆ハイグレッハイグレッハイグレッハイグレッハイグレッハイグレッ気持ち良いです〜♪」
「文、大丈夫?」

心配そうに声を掛ける魔理沙に、屈託のない笑顔で答える。

「ハイグレッハイグレッハイグレッ♪はいっ!大丈夫です!お手間を掛けてすいません!」
「良いのよ!気にしないで!」

謝る文にアリスがフォローを入れる。涙の筋跡が残った顔で笑顔を作った文が忠誠のハイグレを始める。

「ハイグレ♪ハイグレ♪ハイグレ♪ハイグレ烏天狗の文ちゃんです☆ハイグレ魔王様の忠実な僕として忠誠を捧げます♪ハイグレ魔王様、万歳!!ハイグレッハイグレッハイグレッハイグレ〜♪」
「ふぅ〜一時はどうなる事かと思った」

へなへなとその場にへたり込む魔理沙。

「先程はお見苦しい姿を見せてしまいすいませんでしたっ!」
「えっあっ大丈夫!全然気にしてないから!それにもう仲間なんだから!」
「はぅ…ありがとうございます。」
「ホラっムダ毛の処理一緒にしましょ?」

愛液でビショビショになったムダ毛を見て顔を赤くする文。アリスが剃刀を差し出して風呂場へと連れていく。

「わっ私も行く!」
「あややっ私のためにすいません。」
「もう謝らなくていいのよ!同じハイグレ魔王様の僕なんだから…」

狭い浴室に入り、持ってきた古い新聞を広げてハッとする。

「あわわっごっゴメン他に良いのが無くて…」
「大丈夫ですよ?結構前の奴ですし…」
「じゃあ始めるわよ?」

 剃刀を手に持った文が自分のはみ出たムダ毛を処理し始める。流石に初めての事でなかなか上手くできず、結果的にアリスに剃って貰うことになった。アリスは嫌な顔をする事なく、縮れて絡み合った毛や生地に張り付いた毛を丁寧に除去していく。数分後、大量のムダ毛が除去され新聞紙の上に塊となって散らばり、文のX字ラインは見違える程に美しくムダ毛など一本も無くなっていた。ムダ毛だらけの時とはまた違った感覚に、文の表情がより明るくなる。

「アリス、剃刀貸して!私もちょっと剃りたいから。」
「あっうん。」

 狭い浴室内に3人の笑い声が響く。本来なら恥ずべき痴態であるが、ハイグレの僕となった者達には関係ない。そのまま談笑しながらムダ毛処理を続けるのであった…。
* Re: 東方泳装録 ( No.40 )
日時: 2020/08/23(日) 13:20:18 メンテ
名前: 奴隷苦くん

暫くサボってましたが久々に更新。
今回も暴走気味で、見苦しい部分もありますが見てやって下さい
* Re: 東方泳装録9-5 ( No.41 )
日時: 2020/12/10(木) 20:16:02 メンテ
名前: 奴隷苦

 深紅の絨毯が敷かれた廊下を歩きながら、咲夜は一人思案に耽っていた。レミリアとフランドールの2人にハイグレを着せる策はあれども、それを無事に完遂できるか不安に思っていた。時間を止めてしまえばそれまでだが、“完全で瀟洒なメイド”である以上、力ずくで解決するのは美しくないと思っていた。

 「やはり、一人では難しいかしら…」

 この広い紅魔館には多くの使用人が館内を動き回っている。その中でも特に妖精メイド達の目は、最大の脅威であると言えた。ケーキを用意する時間を考慮しつつ、妖精メイドたちを完全に掌握する事が出来るのだろうか。そんな事を考えながら廊下を進んでいると、一つの部屋の扉の前で足を止めた。

 「…?」

 微かに部屋の中から気配を感じ取った咲夜は、その扉にそっと近付いて耳を聳てる。気配を殺してそのまま待っていると話し声が聴こえてきた。

 「もう大丈夫かな…?」
 「…あぁ、多分大丈夫だ…」
 「早く続きをしましょう…」

 どうやら妖精メイドが部屋の中で何かをやっている様だった。こっそりサボっているのだろうかと思っていると、次の瞬間、ハッと息を呑んだ。
* Re: 東方泳装録9-2 ( No.42 )
日時: 2020/12/10(木) 20:18:38 メンテ
名前: 奴隷苦

「「「ハイグレッハイグレッハイグレッ…!!」」」
 「…!?」

 聴き慣れたそのフレーズに反応して、メイド服の下のハイレグ水着が身体を刺激してくる。声が出そうになるのを何とか我慢して、今度は耳を扉にくっつけて妖精メイド達の声に集中する。

 「「「ハイグレェッハイグレェッハイグレェッ!!」」」

 聴き間違いなどではなかった。確かに“ハイグレ”と言っている。ドクドクと心臓が激しく鼓動し、秘部にハイレグが食い込んで全身に快感が走る。余りの気持ち良さに我慢の限界を迎えた咲夜は、扉を勢いよく開け放ち、部屋の中へ飛び込んだ。

 「あ…」
 「メ、メイド長…!!」
 「や、やばっ…!!」

 部屋の中にいたのは3体の妖精メイド、いずれもスカートを脱ぎ捨ててV字に鋭く切れ上がったハイレグを秘部に食い込ませていた。こっそりハイグレポーズに勤しんでいた所に乱入されたためか、腕を切れ込みに添えたまま驚いた表情で固まっている。その様子を確認した咲夜は急いで部屋の扉を、音を立てない様に閉めると固まったままのハイグレ姿の
妖精メイド達に近づいていく。驚いた1体が咄嗟に動こうとするのを右手で制すると、荒くなった息を整えながら質問をぶつける。
* Re: 東方泳装録9-3 ( No.43 )
日時: 2020/12/10(木) 20:21:28 メンテ
名前: 奴隷苦くん

 「貴女たち、いつの間に…?」
 「「「???」」」

 咲夜の問いかけに困惑する妖精メイド達の前で、着ていたメイド服に手を掛けて素早く脱いでいく。更に驚く妖精メイド達の前で、青色のハイレグ水着になる。先程のハイグレコールに反応したため、股布は湿って透明な液体が内腿を伝っていた。咲夜が再び問いかける。

 「貴女たちも転向を済ませたの…?」

 優しい声で問いかけると、妖精メイド達は、一旦顔を見合わせてから咲夜の問いに答える。

 「は、はい!昨夜、パチュリー様の私室でハイグレにして戴きました…。あ、あの…メイド長も…?」
 「ふふ…えぇ…つい先ほどパチュリー様からハイグレの素晴らしさをご教授戴いたのよ。」

 妖精メイドの問いに答えると、X字ラインに両手を添えてハイグレポーズを始める。

 「はいぐれっはいぐれっはいぐれっ!!…あぁん!」

 ハイグレポーズをとり、快感に悶える咲夜を見て漸く安心したのか、妖精メイド達が近寄って来る。
* Re: 東方泳装録9-4 ( No.44 )
日時: 2020/12/10(木) 20:23:31 メンテ
名前: 奴隷苦くん

 「良かった…一時はどうなるかと思いました…。」
 「やらかしたって思ったけど、メイド長も“こちら側”だったのですね…。」
 「わぁ〜メイド長、凄い濡れてます…。」
 「うふふ、貴女達のハイグレコールに身体が反応しちゃった…。」

 秘部から体液を垂れさせながら、ニコリと笑う咲夜。先程まで抱えていた困難を解決する糸口を見つけて、気分がどんどんと高揚してくる。“これなら大丈夫だ”咲夜の中に一筋の道が出来上がった。

 「貴女たち、協力して欲しい事があるの…。」
 「「「はいっ何でしょう?」」」

 咲夜の問いに、笑顔で了承する妖精メイド達。そんな彼女たちに咲夜は何時もの様な口調で指示を出した。咲夜の指示を受けた3体は、声を揃えて返事をするとスカートを履いて部屋を出ていった。一人部屋に残った咲夜はぱちんと指を鳴らすと、次の瞬間にはメイド服を身に纏い、妖しい笑みを浮かべながら部屋を出ていった…。
* Re: 東方泳装録10-1 ( No.45 )
日時: 2020/12/10(木) 20:26:18 メンテ
名前: 奴隷苦くん

 魔理沙の自宅、霧雨魔法店。浴室の扉が開くと、文とアリス、最後に魔理沙の順で脱衣所の方へ出て来て来た。3人ともムダ毛の処理を終え、更に新しいハイレグ水着に身を包んでいた。すっかりハイレグの虜になった文が、何時もの様に明るい表情で身体を伸ばす。

 「ん〜〜!あやや〜♪サッパリしました〜!有難うございます!アリスさんっ魔理沙さんっ!」
 「どういたしまして。」
 「私たちもスッキリできたし、気にしない気にしない♪」

 ハイレグ姿のまま談笑しながら、先程までいた部屋まで戻ってくる。部屋は文が来た時のまま物が散らかったまま、その惨状を見て文が申し訳無さそうな表情になる。しかし、アリスが目の前に小さい魔法陣を作り、短く詠唱をすると散乱していた物が元に戻って行く。文が訊ねて来る前の状態になると、文が頭をポリポリと掻きながら口を開く。

 「す、すいません…。」
 「平気、平気♪」

 家主の魔理沙が笑顔でそう言うと、文の表情がまた明るくなる。

 「さて、文もハイグレを受け入れてくれた事だし、今日できることはこの位かな?」
 「紅魔館の制圧まで、どれくらい掛かるかが問題ね。」

 窓の外を見ると、空はオレンジ色に染まっていた。
* Re: 東方泳装録10-2 ( No.46 )
日時: 2020/12/10(木) 20:29:01 メンテ
名前: 奴隷苦くん

アリスが紅茶を淹れている間、魔理沙が文にハイグレ魔王のこと、母星と連絡を取るためには莫大なエネルギーが必要であることを説明する。一通り説明し終えると、アリスが紅茶の入ったカップとポットを運んでくる。紅茶を一口だけ飲むと文が口を開く。

 「なるほど…ハイグレ魔王様が無事に母星に帰還するためには、更に多くの人妖を洗脳する必要がある、と言う訳ですね。」
 「そう言うコト♪そう言うことで文にも私たちを手伝って欲しいんだ!」
 「手伝う件については断る理由はありません。是非協力させていただきます!…で、私は一体どうすれば…?」
 「その話はまた後で…場所を変えよう。」

 身を乗り出して訊ねる文を制して、魔理沙が立ち上がる。隣に座って紅茶を飲んでいたアリスが目を丸くしながら訊ねる。

 「あら?何処かに行くの?」
 「うん。文の家に行って来る。予想以上に時間が掛かっちゃったから新聞製作を手伝わないと…。」
 「あやや、そこまでなさらなくても…。」

 遠慮する文に、魔理沙がそうじゃないと続ける。
* Re: 東方泳装録10-3 ( No.47 )
日時: 2020/12/10(木) 20:31:41 メンテ
名前: 奴隷苦くん

 「今はまだ霊夢に気付かれる訳にはいかない。ちょっとでも新聞配達が遅れたり、休刊ともなれば…アイツのことだ、巫女の勘とかで嗅ぎ付けて来るに違いない!もし、まだ完全に力が戻っていない魔王様にたどり着いたら…魔王様を討たれる可能性がある!だからまだ霊夢が動きだすきっかけを与える訳にはいかない…!!」
 「霊夢の事だから、“気のせいでしょ?”で済みそうじゃない?」
 「まぁ、マイペースですからねぇ〜」
 「甘い!最近目立った異変も起こってない。金や食料を強請るネタの匂いが少しでもすれば、やる気全開で動きだすに違いない!!だって霊夢だし…!!」

 そこまで言わなくても…と言いかけた2人だったが、食べ物に釣られて行動する霊夢の姿を見ているためか、魔理沙の言を否定することができない。慣れた手つきでドレスを着て出かけようとする魔理沙に、文が慌てて訊ねる。

 「あのっ私、このまま家に戻っていいんですか?」
 「あっゴメン!忘れてた!ちょっと待ってて〜!」

 再びクローゼットの方へ走って行く。そして、一着の黒のミニスカートと白のシャツオレンジ色のカーディガンを引っ張り出してきた。

 「取り敢えずこれ着て!」
 「あややっこれをですか?」
 「ハイッ時間が惜しいからね〜」
 「あやや〜〜」

 それを受け取った文は、例に漏れず嫌そうな顔をしたが、魔理沙に急かされ渋々それを着る。着替え終えた文の背を押しながら玄関から外へ出ると魔理沙がアリスの方を見る。

 「それじゃあ行って来るから。アリスは今日は家の方に戻ってて良いよ。お留守番させっぱなしっていうのも申し訳ないし。」
 「分かったわ。明日また家に来てちょうだい。」
 「りょ〜かい☆」

 そう言い残すと箒に腰かけ空へと飛び立って行く。文は恥ずかしがりながら辺りを見回すと魔理沙の後を追って空へと舞い上がっていく。2人の姿が見えなくなるとアリス自身も服を着て自宅へと向かった。
* Re: 東方泳装録10-4 ( No.48 )
日時: 2020/12/10(木) 20:34:11 メンテ
名前: 奴隷苦くん

文の家がある妖怪の山へ向けて飛び続ける魔理沙と文。落ち着かないのか辺りをキョロキョロとしながら飛ぶ文に、堪らず魔理沙が声を掛ける。

 「ちょっと!あんまりキョロキョロしてると余計怪しまれるよ!」
 「あややっすいませんこんな変な恰好、見られたらどうしようかと思ったらつい…。」
 「まぁ、私やアリスだって早く堂々とハイレグ姿で外を出歩きたいし、こんな汚らわしい布っ切れを身に着けるのなんてゴメンだけど。もう少しの辛抱だよ…。パチュリー達が上手くやってくれたら少しはマシになるんだけど…。」

 ハイレグの上から服を着るという作業には慣れたが、ハイグレ人間となった魔理沙にとって、今まで着慣れたドレスは暑苦しく、動きにくく、汚れやすいという生き地獄の三点セットでしかない。こんな物を好んで着ていた今までの自分はどうかしてたんじゃないかとまで思っていた。だから、文の気持ちも分からない訳では無かった。
* Re: 東方泳装録10-5 ( No.49 )
日時: 2020/12/10(木) 20:36:21 メンテ
名前: 奴隷苦くん

そんな事を考えていると、漸く妖怪の山の麓近くまでやって来た。既に日も暮れ始め山の向こう側は暗くなり始めている。文の住む家は山の天辺付近、烏天狗の住処から少し下った所にポツンとある。家の中に入ると文が外をキョロキョロと見てからサッと扉を閉める。

「やれやれ無事に着いた…。」
 「あやや、取り敢えず見つからなくて良かったです…。」

一息つくと文は家中の照明を点けて回る。妖怪の山に住む河童一族が同じ山に神社を構える守谷神社の早苗に協力してもらって発明、販売している河童印の照明が薄暗かった家の中を明るく照らしていく。作業場になっている窓際には使い古された木製の机と書きかけの原稿、墨や筆がそのままになっていた。照明を点け終えた文が魔理沙の元へと戻って来ると訊ねてきた。

「あの〜もうコレ脱いじゃっても良いでしょうか?」
 「えっ…あっ…うん、いいy」

 魔理沙が良いと言いきる前に、玄関の扉がノックされる。ハッとなる二人を他所に再び数回ノックされた後、聞き慣れた声が聞こえた。

 「もしも〜し、言われた通り来てあげましたよ〜。」
 「あややっはいは〜い!」
* Re: 東方泳装録10-6 ( No.50 )
日時: 2020/12/10(木) 20:39:03 メンテ
名前: 奴隷苦くん

 服を脱ぐのを諦めて、玄関へとすっ飛んでいくと扉を開ける。訪問者は烏天狗一族麾下の白狼天狗、犬走椛であった。烏天狗一番の変わり者と周囲から評されている文と何かと接する機会が多く、一部からは文の保護者と思われている。行儀よく待っていた椛に文が訊ねる。

 「あやや〜これはこれは椛さんじゃないですか〜。今日はにとりさんところに将棋を指しに行くから遅くなるんじゃあ〜…?」
 「その予定だったんですが急に依頼が入って将棋どころじゃなくなったんですよ。仕方ないから早めにお暇して来た訳です。どうせ、新聞作りの手が欲しかった所じゃないかと思いましてね。」
 「あやや〜椛さんったらお優しい〜感謝感激ですね〜〜」

 口ではそう言ったものの、折角邪魔な服を脱げると思っていた所への訪問だったので、迷惑極まりないというのが本人だった。何とか取り繕おうとしていると、くんくんと言い始める椛。

 「はぁ〜…バレたら洒落にならないですよ?」

 呆れた表情をしながら家の中へ入っていく。

 「アワアワ…椛ちゃん…!」

 静止する間もなく家の中に入って行った椛を追いかけていく。かくなる上は致し方ない、そう思った矢先、奥で待っていた魔理沙が椛に声を掛けた。
* Re: 東方泳装録10-7 ( No.51 )
日時: 2020/12/10(木) 20:41:29 メンテ
名前: 奴隷苦くん

 「ドモーお邪魔してます♪」
 「はぁ〜胃に大きな穴が開きそう…。それで?どうして貴女がここに?」

 キリキリと痛むのかお腹を押さえながら魔理沙に訊ねる。椛の問いに、魔理沙が自然を装って答える。

 「いや〜昼間色々あってその埋め合わせに来ました〜ってやつです…。」
 「なるほど、普段と服が違うのはそう言う訳ですか…。いつも言ってますが私以外にバレたらエライ事になるんですから気を付けて下さいよ。」
 「らじゃ〜」

 椛の言葉に返事をしながら文に目で制止する。言葉に出さずともまだその時ではないと言っているのが分かった。表情を作り直すとゴマを擦るように椛の機嫌をとろうとする。

 「いやいや椛さんも来ていただいたので、何とか明日も新聞を配れそうです☆」
 「もう良いですから、さっさとやりますよ!今日は早く終わりそうなんで…。」

 そう言うとさっさと作業場へと歩いて行く。そっと魔理沙の傍に寄り耳打ちする。

 「何でまだ駄目なんですか?」
 「新聞作りに支障が出るからまだ駄目!ここは我慢するの!」
 「うぅ…」
 「はい!頑張っていこう!!」

 しょんぼりする文の背をポンと叩きながら作業を始めようとする魔理沙。仕方ないと観念した文は頭をポリポリと掻くと渋々新聞作りを開始した。外はすっかり日が沈み、暗くなっていた…。
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